辞めた理由2

わたしが辞めた理由

 

・配慮がない

・評価があいまい(この記事)

・封鎖的

・上司を尊敬できない

・無駄なことが多すぎる

 

 

・評価があいまい

 

公務員の評価はかなりあいまい。だと感じます。

公務員の業務では「成果」というのはほとんど見えません。

 

数字となって表れるのは税金徴収、移住促進しているところでは移住数、観光を売りにしている自治体は観光客流入数、程度でしょうか。

でも税金徴収以外は、「誰」が数字の増加につなげたのかわかりません。

 

ほかでは

役職がついてる人は議会対応ができるか、上司(首長)のマニフェストを実行するにあたり有能であるか。

役職がついてない人は問題が起きた時に解決する力があるかどうか。上司の言うことを実行できるかどうか。

ということくらいしか評価のしようがないのかなと思います。

なので、残業しているとか、休日返上で仕事をするとか、そういったことでしか評価ができなくなってきます。

 

そもそも、公務員の仕事は会社に行かなければほとんどの仕事はできません。

個人情報等を扱わない部署では簡単な持ち帰り仕事はできますが、持ち帰り仕事ができる部署は数少ないと思います。

わたしは個人情報を扱わない部署にいたので、持ち帰り仕事をしていましたが、時短で働いていたので会社にいる時間は隣にいる人の半分。

お昼を返上しても終わらない仕事、隣ではゆっくり仕事をする同僚。

時短の分はもちろん給料は減らされていましたが、持ち帰り仕事をしていた分はなにも評価されない。だけど、ゆっくり仕事をして残業している人はそれだけで評価され、全部ではないにしても残業代も出る。

そして、そういった状況に不満を持っていると、会社に貢献する気持ちがない、だとか、あいつは金のことばっかりだとか、公務員のくせに。という見方をされます。

 

段々と公務員も残業をなくそうとか、評価の仕方を変えようとしていますが、

いまだに残業している人が仕事をしているという風潮はかなりあります。

 

早く仕事を終わらせることが馬鹿らしく思えますが、早く仕事を終えないと子どものお迎えにいけない。負のスパイラル。。

 

一年間上司と離れた出張所で仕事をしていたこともありました。

その時、一度も上司は、私の様子を見に来たことはありませんでした。

 

わたしは何を評価されていたのでしょうか。

 

評価は4段階あり、それで賞与の掛け率がかわります。

上司の評価はその上の上司は見ることはしますが、なぜその評価なのか確認されることはほとんどありません。

とりあえず普通の評価をしていれば、なにも問題がおきないのです。

 

また、わたしの所属していた自治体では、仕事についての個人的な面談は一度もしたことがありませんでした。どんな仕事をしたいか、仕事で困っていてないか、仕事の進捗についてなど、、

 

ちなみに面談は、人事からはするように言われていたので上司が面倒でやっていなかっただけです。

面談をしなくても、上司が注意されることはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

辞めた理由

私が公務員を辞めるきっかけとなったのは、色々とあるんですが、

 

・配慮がない(この記事)

・評価があいまい

・封鎖的

・上司を尊敬できない

・無駄なことが多すぎる

 

という理由が多いです。

 

・配慮がないについて

私は、当時子どもが小さく時短で働いていましたが、部署は役所で一番忙しいと言われていた部署でした。自分以外は独身女性か男性しかいない部署、もちろん残業が当たり前の部署です。

 

時短で働いていても、その時間で帰れません。1時間は毎日予定時間をオーバー。しかもその時間は働くはずのない時間なのでサービス残業(本来は就業時間の中なので、正確にいうと残業ではないけど)です。給与も時間分カットされているのに、なんのために時短にしているのかわかりませんでした。もちろん私の能力が低いというのもあるかもしれませんが、自分が特別能力が低い、、という職場ではなかったと思います。

 

本当は早く子どもを迎えにいってあげたいけれど、早く帰りたい、仕事を減らしてくれなんてとても言える状況にありませんでした。

繁忙期には遠方の両親に子どもを預け、保育園を休ませて深夜まで残業したこともありました。

夫は仕事に理解があり、家を数日空けても文句を言うような人でなかったことが救いでした。

 

仕事に復帰してからそんな日々が続き、精神的には元気なものの、ストレスや疲れが原因と言われる病気となり、1か月程度病院に週に1~2度半休を頂いて通うこととなりしましたが、上司は休んでいいというものの、代わりに仕事をやってくれるわけでも仕事を減らしてくれるわけでもありませんでした。そして自分からも私は仕事を減らしてほしい言える状況ではありませんでした。

このときに自分から仕事を減らしてほしいことや、残業の比較的少ない部署に異動を訴えていれば、いまでも仕事を続けれいたかもしれません。

 

わたしは、会社に気遣ってほしい旨のお願いをしたことは一度もありませんでした。

人それぞれに事情があり、言った者勝ちのような状況がなんとなく嫌でした。

またその時は時短で働いている人が少なく、言ったもん勝ちの異動もしてもらえそうではありましたが、今後時短者が増えた時に、いつまでも配慮してもらえるかというとそうじゃないだろうな。と感じていました。

そんな状況が続き、身体にストレスがかかったのか、カンジダや不眠、頭痛などが続き、また、子どもが体調不良の時にも休める状況にないことなど限界を感じはじめました。